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日本プロ野球界のレジェンド長嶋茂雄

日本のプロ野球の歴史を語る上で、長嶋茂雄氏を抜きにすることは出来ません。現役時代は契約金1億円で鳴り物入りでプロに入団し世間を沸かせました。天皇陛下の展覧試合ではサヨナラホームランを放ったり、スランプの時はバットを持たずにバッターボックスに入ったにもかかわらず敬遠されたなど、彼にまつわる伝説を語れば切がありません。

現役引退後は所属球団の監督に就任しましたが、残念ながら優勝を経験をすることなく解任されました。その後は野球を含めたスポーツ全般に貢献したいとの思いから、スポーツキャスター・タレントに転身しました。その気さくで大らかな人柄と天真爛漫な行動でお茶の間を賑わせました。

その後、数年間のタレント生活を送った後は再び元所属球団の監督に就任しました。首位のチームとのゲーム差が7ゲームあり、優勝はあったチームを優勝に導き、「メイク・ミラクル」という言葉もその年の流行語となるなど、新たな伝説を作り上げました。

長嶋茂雄の名言

プロ野球界の最大の人気選手で、数々の名プレーと名言を残した読売ジャイアンツの終身名誉監督である長嶋茂雄は、選手時代には燃える男として、華やかな守備とチャンスに強いバッティングでファンを魅了し、監督時代には数々の言葉でプロ野球ファンを引きつけました。

デビューでの金田投手との4打席連続三振や、天覧試合のサヨナラホームランに、ベースを踏み忘れてホームランをアウトになるなど行動でも伝説を残し、言葉でも記憶に残る選手は、何といっても長嶋茂雄が一番最初に思い浮かびます。多くの選手にも影響を与えていて、実際に、長嶋選手をみてプロ野球を目指したプロ野球選手もたくさんいます。

選手時代の言葉としては「勝負は家に帰って風呂に入るまでわかりません。」という迷言?があり非常にユーモラスなものが多くあります。

監督時代には1996年の流行語大賞にもなった「メイクドラマ」があり、実際に11.5ゲーム差をひっくり返して優勝したことで、今でも残る名言となっています。

偉大さがわかる電話指導

長嶋茂雄といえば、知らない人を探す方が難しいと言っても良いほどの有名人で、日本のプロ野球界に多大な影響を及ぼした偉人とも言って良いほどの人物です。 そんな偉大な人物ですから、野球にまつわるエピソードには事欠かず、インパクトのあるものが多数あります。その中の一つが、電話指導です。

これは、アメリカに渡ってメジャーリーグに挑戦をした、元巨人の選手に対して行った指導の一つですが、国際電話をかけて、電話越しにバットで素振りをさせて、その音を聞いて打撃指導をしたという、正に長嶋茂雄らしい変わった指導法です。 なお、両者は頻繁に指導が行われる関係にありましたが、海を越えても電話越しにこうして指導するというのは、究極の形と言っても良いでしょう。

ちなみに、両者とも引退後に、この電話指導が印象に残っているエピソードだと語っています。 こういった話を聞くと、両者の野球に対する熱の入れよう、お互いの信頼感などが伝わってきて、野球の面白さを感じることができるものです。

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